まぁぶるの運動療育

体の動きとコミュニケーション

「疲れやすい本当の理由」

「ちゃんと座って!」
はじめはピッとして肩にも首にも力が入ってなんだか固くぎこちない座り方。
でもそんなに長続きしません。
普通に座って話を聞いたり絵を書いたりできる子はたくさんいるのにどうしてできないんだろう…
ちょっと座っているだけでもつい横になってしまったり、疲れてしまうのはなぜでしょうか。
よく言われる「筋力がない」からでしょうか。

これは力の入れ加減がうまくコントロールできていないから

この力の入れ加減とは意識して強めた筋肉(緊張)と、意識して弱める(弛緩)筋力のバランスです。
はじめはちゃんとできるのに突然「もう出来ない!」と目一杯力が抜けてしまって横になってしまう。
この極端さは、筋力がないというよりも筋肉のコントロールがうまく出来ていないからなんです。
姿勢の調節や身体のコントロールには、筋肉の張りや関節の角度など感じ取る固有覚という感覚や、重力に対する身体の軸や傾き加減を感じ取る前庭覚が大きく関わっています。これらの感覚がうまく発達できずに「加減」がうまく調節できないと姿勢保持が難しくなると言われているからなんです。
だらけて見えてしまうのはこのせいかもしれません。

基礎感覚とは

「あるく」をどこまで意識して行っていますか?

まずは右足を前に出して、左手を出して…あれっ?右ってどっちだっけ…
右手と言われてすっと「無意識」に出せますよね。でもそれはいつからでしょう。
想像が難しいかもしれませんが、意識しなくてもできるようになるまでにはとてもたくさんの経験を積むことが必要です。私達が日常生活で意識せずに行っていることが、もし意識しなければ出来ないとしたらどうでしょうか。
「右はお箸を持つ方と教わったけど、お姉ちゃんはこっち(左)で持っている。あれどっちが右なんだろう
毎回このように考えてから行動していたとしたら、とても大変で疲れてしまいます。

「疲れる」は本当か

やりたくないことから逃げる言葉として「疲れる」「疲れた」と言うことがあります。
まだやってもいないのに…。
でも、これは苦手なことや嫌な感覚から逃れるための精一杯の自己防衛なのです。
目に見えない苦手さをもつ子どもたちは、極力その感覚を避けようとします。
過去にあった苦手なことだけでなく、これから初めて行うことにも「出来ない」意識が強くなりやろうとしなくなります。やってもいないのに「疲れる」という場合は、見えない苦手さ(見えない不安)を抱えていることが多いのです。

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