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「かわいい子には旅をさせろ」聞いたことありますか?
北海道伊達市の児童発達支援・放課後等デイサービスまぁぶるです!
今回は子どもの育つ環境について。
時間通りに到着する交通機関が全くない、
今より格段に旅することが困難だった時代から
子どものシアワセを考えるなら安全にかこいこむよりも、
チャレンジする機会を用意しようという考え方があったわけです。
で、ワタシは子どもの成長発達の観点から
最近の子育て環境はどうかなーと。
必要以上に危険回避させてないかなーと。
常日頃思っているところです。
「かわいい子にはケガをさせろ!」
そんな言い方するとちょっと過激ですが、
便利すぎる生活で、発達刺激が激減してしまっている時代だけれど
ちょっとした工夫で、お子さんの発達を促してあげられるから、
不安に思いすぎないで大丈夫ですよー、と伝えたいだけなのです。
そのために簡単にできること
外あそびで裸足になってみよう!
できれば自然の中がいいです。土、草、砂浜、石、小川などなど。
近くの公園でも探せは十分ありそうじゃないですか?
半年ほど前に、札幌で発達支援をしている友達の原ちゃんが、
子どもを連れて円山を裸足で登ったとSNSで投稿していて
びっくりしました!
足痛くないだろうか〜
連絡とった時に詳しく聞くと、時間にして往復40分くらい、
「すれ違う人に驚かれながらも、子ども達みんな楽しんで終われたよ。足のうらが発達するんだよ」と教えてくれました。
以前から後ろ重心を指摘されていた自分は
早速やってみよー、と近くのハイキングコースを15分ほど3日間、
アチアチと歩きながらやってみたのでした。
すると・・・足の形が変わった! 足が育ったのです。
ポイントは3つ
1.皮膚からの刺激
手のひらと足の裏って他の皮膚より体内センサーが密集しているのです。
人間は赤ちゃんの時から皮膚で周りの環境を知るのですから、裸足で直に地面に触れるのと、繊維の靴下とゴムや吸収素材の靴裏を通して感覚するのは大きな違いがありそうです。
2.足裏は全身の要、土台
足裏の体内センサーが重要なのは、姿勢をコントロールするため。
重心や傾き、物凄い微妙な力加減などを制御していて
上半身で様々な動きをしても、重い道具を使っても、突然振り向くような急な動きにも、対応してくれているのです。
3.混沌や不規則をカラダで知る経験
子どもたちはぐちゃぐちゃにあそびますよね。
おもちゃを散らかすのも画用紙に書き殴るのも、
とんだりはねたり転がったり、友達と何度もケンカして仲直りして・・・
混沌、ぐちゃぐちゃ、不規則を十分実体験することで
後から秩序(自然の原則)のようなものを体験できるようになるのです。
平らな場所だけ歩いているのに比べて、
チクチク、ざらざら、柔らかい、あたたかいなど
刺激が不規則、不確定な地面をはだしで動き回るあそびは
なんだか良さそうじゃないですか?
だから、はだしで遊んでみよう!
便利な世の中になって、発達刺激が激減してるけど、ちょっとした工夫で、お子さんの発達を促してあげられます。
だから不安に思いすぎないで大丈夫ですよ。
いつもの外遊びで、たった5分から
靴も靴下も脱いではだしで遊んでみましょう!
もちろん遊ぶ場所に
ガラスや金属などが落ちていないか注意してからですよ。
あそび終わったら足裏を丁寧にマッサージして、
丁寧に靴下と靴を履かせてあげてくださいね。
足先を包まれる感触も大切な発達刺激です。
そして、ちょっとだけお願いです。
すり傷、切り傷くらいは覚悟してください。
痛がるでしょうし、しばらく遊びづらいかもしれません。
でも、そういう傷は少ししたら治ります。
治ったらまた連れて行ってあげてください。
そうやって子どもは経験から成長していくのですから。
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