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理由①:身体の姿勢を保ちにくいから
目の働きに困難さがあると、身体の中心軸(正中線)が発達しにくく、身体の傾きを感知するのに苦手さが生じます。
これは前庭覚と呼ばれる体のバランスをつかさどる感覚のこと。
また身体の筋肉の張りや関節の角度などを感じ取る固有覚と呼ばれる感覚との共同作業で姿勢を維持する事ができます。
これらの感覚の乱れがあると、身体を一定の姿勢で維持するのが難しく、動いてしまうことにつながってしまいます。
理由②:自己刺激行動の一つ
感覚の鈍麻や平衡感覚の低反応の状態(感覚のにぶさ)であると、脳は刺激が足りないと感じてしまい、そのため足りない刺激を求めて行動に至ってしまう。これが自己刺激行動です。
本人は意識しているわけではないので、指摘されたり叱られても行動が改善するわけではありません。
叱られたり制限されることでかえってストレスとなることもあります。
じっとしていることを嫌がり、ぴょんぴょん跳ねたり、走り回ったり、高いところから飛び降りたりと身体に足りない刺激を求めてしまいます。
また、行動範囲を制限されることで、自己を刺激する指しゃぶりや爪噛みかきむしりなどの行動が出る場合もあります。
理由③:不要な情報の取捨選択が不得意
見えたもの、聞こえたものをそのまま受け取ってしまい集中できずに絶えず気が散ってしまうから。
不要な情報を遮断する事ができずに、そのまま反応してしまうことです。
たとえば、時計の針の音や冷蔵庫の機械音など、生活において必要のない音は聞こえていても気にならないように脳が判別をして遮断してくれるようになりますが、どれが必要な音でどれが不必要なものかの判別がうまく出来ていない状態です。
公園で遊んでいても自分の名前を呼ばれて反応できるのはこの機能が働くため。
二人で話していても、周りの雑音と同じように聞こえていたり、動くものに目を取られていては落ち着きがなく注意散漫と見られてしまいます。
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