12年間、子どもたちから教わってきたこと。
2014年、私たち『まぁぶる』は北海道伊達市に生まれました。
最初は小さな施設でした。でも、子どもたちと向き合う日々の中で、私たちはいつも同じ問いを抱えていました。
「なぜこの関わり方だと、表情が変わるのだろう。」
観察して、試して、失敗して、また観察する。その繰り返しの中で、少しずつ見えてきたものがありました。
ASDの子どもたちの発達には、ある「順序」がある。愛着が土台となり、二項関係が育ち、共同注意が芽生える。その道筋を丁寧に支えることで、子どもたちは確かに変わっていく——。
12年かけて積み上げてきたその知識と実践を、私たちは「まぁぶるメソッド®」と名付けました。
保育士さんの「困った」が、気になっていた。
療育の現場で子どもたちと向き合いながら、私たちはずっと気になっていることがありました。
地域の保育園や幼稚園の先生たちが、同じように悩んでいるということ。
「落ち着きがないのは、なぜ?」
「保護者に、うまく説明できない」
診断がある子もない子も、保育の現場には「気になる子」がいます。そして先生たちは、十分な知識や研修の機会がないまま、毎日懸命に向き合っています。
私たちが12年かけて学んできたことが、もし保育士さんの力になれるなら——。そう思ったとき、答えはすぐに出ました。
まぁぶるメソッド®を、保育の現場へ。
2025年、私たちは保育士・保育施設向けの研修事業を始めました。テーマは3つです。
- 運動療育(6プログラム)
原始反射・感覚統合・コーディネーションなど、体の育ちを支える視点を学びます。子どもの「動き」の背景を知ることで、遊びの提供が変わります。 - ASD支援養成講座(2プログラム)
まぁぶるメソッド®の理論から実践的な16ステップまでを体系的に学ぶ上級プログラムです。より深く・専門的に学びたい方へ。
どのプログラムも、教科書から生まれたものではありません。子どもたちとの12年間の現場から生まれた、実践の言葉です。
「知る」ことが、関わり方を変える。
研修を受けてくださった先生からよく聞く言葉があります。
「知る」ことは、見方を変えます。見方が変わると、関わり方が変わります。関わり方が変わると、子どもが変わります。
保育士さんが変わることで、クラス全体が変わる。私たちはそう信じています。